通貨システムの探求

最近、連邦制度や日本の通貨の仕組みを研究していくと、裏付け資産のはなしになると、満州のとの関係が見えてくることから、私自身もなぜ15年も大陸に行っていろいろ研究しながら生活してきたのか、今になってつながりました。

 

筆者は、実は留学を大陸にしており、大陸で起業をして15年以上大陸で生活してきました。コロナになる前までは、毎月のように貿易会社も経営している都合上でよく出向いていました。実は、国際金融の世界に触れたのは、香港でした。香港に法人を持っていますが、そのことも関係して、特殊な金融の世界の話を聞くようになったのです。

 

もう10数年前ですから、今ほど情報もなく、一体何のことかわからないことばかりでしたが、なにか不思議な金融の世界があり、何かあるのでそんな世界の話が存在するのだろうと持って、その世界を探求することにしました。

 

今となっては、一通りのことは、わかるのですが、当時はまさに雲を掴むような話に翻弄されました。筆者は、非常に探究心があるために、海外ビジネスの専門家としてこの世界を以下委するべきだと思って研究することを決意、そして、現在に至るのですが、欧州や米国に始まる金融制度は、実は、アジア王族グループの資産がバックアップしていることは、当時はわかりませんでした。

 

ですから、欧州からアジアに対して送金する案件が行われていたことは、今になってはよく理解できます。

 

実は、このことに対しては矛盾があるのですが、つまり、この世界のシステムには、賛成派と反対派が存在していることは当時は、知らなかったのですが、反対派から見れば、この制度は違法だというし、賛成派からみれば、この仕組みは、合法であるというのです。

 

国際法の世界は、非常に複雑で立場によって、まったく異なる意見を言われるのが通貨の世界と言えます。

 

つまり、通貨の世界というのは通常の銀行家から見れば、開発援助を行うことは、銀行の金貸し業から見れば邪魔な存在(助成金)となります。

 

担保や、金利を取るやり方にとっては、無償の助成金など積極的におこなってもらいたくないというのが、本音であり、逆に言えば、開発援助を推進したい人道的支援を推進したい人達のグループから見れば、助成金は、「合法」だと言えます。

 

つまり、立場によって、まったく異なる意見になりますが、通貨の世界というのはそもそも、その数字には、善悪は決められないと言えます。

 

よって、銀行の担保口座に保管されているデーターというのは、米ドル単位で数字で表しているが、その数字だけでは、キャッシュとして資金を使えない状況として保管していると言えます。つまり、その数字表記された米ドル単位の数字を、収益化することで、初めて流通資金M1として市場に資金を流通させることができるというのが、通貨の世界の話になります。

 

すべての銀行上に計上された数字を使えるようにすれば、市場にお金は困らなくなるはずですが、それを行わないのは、銀行保護の観点もあります。通貨コントロールをするためなどと言われていますが、数字はあるが現金はないというのが、不思議な銀行業界の謎です。

 

つまり、ブロックファンドと言われる動かせない資金が、銀行には数字として多額に存在しており、その数字があるから、米ドルが裏付けに支えらえていると説明できるようです。

 

ある意味それは、100億円預金を持っている人(準備銀行)が、1万円を使って、俺使える金がたくさんあるので、この1万円をだすが、その後ろの資金を見て信用しろと言っているのが、準備銀行の世界だと言えます。つまり、1万円しか資金のない人が、1万円を出すと、その人の保証する裏付けはないわけですから、信用されません。

 

資産が数字化されて、巨額にある・・・だから信用に値する・・・有る意味、数字の心理で操っているようなものです。

 

それが、準備銀行と本当の流通資金の世界です。

 

やはり、銀行家も銀行家でいられるための重要な情報として、圧倒的な数値化された資産というものが必要になり、それを見せるために、担保口座が必要になったと言えます。

 

ただ、仮想通貨が始まり、新しい通貨に対する概念が生まれつつあります。これを考えても、新しい通貨に対する人類の価値を学ばせるための社会実験とも言えるでしょう。つまり、多額のゴールド資産がなくても、ビットコインにように取引がされる仮想通貨が生まれました。これも、10数年間のデジタル通貨の発展です。

 

つまり、中央銀行の連邦制度は、今までの価値観から脱却、つまりデジタル通貨における中央銀行通貨というものを生み出そうとしているのは、デジタル化、キャッシュレス化を推進するための教育をしているのです。

 

そうすると、見せ金の数字である担保口座のデーターは、さほど重要でなくなってきます。不換紙幣の概念が根付いたこと、それと、デジタル通貨やキャッシュレス化が加速していること、そこで、不換紙幣であるが、ゴールドの裏付けがあるとことを宣言することで、通貨に対する安心感を植え付けようとしているのが、今始まっている新しい通貨システムの世界だと言えます。

 

いずれにしろ、何を信用して通貨として認めることができるか?これは、難しいことを考えない人が多ければすべてがまるく収まるというのが、通貨の世界と言えます。

 

それがある意味、平和の世界を構築できる道筋かもしれません。

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