\n\n
ホーム › 国際結婚ニュース › 外国人を含む人口動態の最新特別報告を厚労省が公表、国際結婚・離婚を長期データで把握

外国人を含む人口動態の最新特別報告を厚労省が公表、国際結婚・離婚を長期データで把握

厚生労働省は2026年8月7日、「外国人を含む人口動態」の特別報告を公表しました。1955年から2024年までを対象に出生・婚姻・離婚等を整理し、国際結婚の長期的な変化を確認できる一次統計です。

国際結婚NEWS日本国際結婚統計

外国人を含む人口動態の最新特別報告を厚労省が公表、国際結婚・離婚を長期データで把握

厚生労働省は2026年8月7日、「外国人を含む人口動態」の特別報告を公表しました。1955年から2024年までを対象に出生・婚姻・離婚等を整理し、国際結婚の長期的な変化を確認できる一次統計です。

✓ 一次情報確認済み(2026-09-07確認)
SUMMARY

この記事のポイント

  • 厚労省が2026年8月7日に外国人を含む人口動態の特別報告を公表
  • 1955年から2024年までの婚姻・離婚・出生等を長期的に確認できる
  • 公表日は2026年だが統計対象の最新年は2024年なので混同しない
SECTION01

結論・今回のポイント

国際結婚を考える人が制度だけでなく「日本では実際に外国人との婚姻・離婚がどのように推移しているのか」を確認するうえで重要な公的資料が公開されました。厚生労働省は2026年8月7日、令和8年度人口動態統計特殊報告「日本における人口動態(昭和30~令和6年)―外国人を含む人口動態―」を公表しました。対象期間は1955年から2024年までで、出生、死亡、婚姻、離婚などについて外国人を含めた長期的な状況を整理しています。

SECTION02

背景と制度

日本の人口動態統計は、市区町村に届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚、死産などを基礎として作成される重要な政府統計です。通常の年間統計だけでなく、今回のような特殊報告では、日本人と外国人を含む人口動態を長期間の視点で分析できる資料がまとめられています。インターネット上では「国際結婚は急増している」「特定国籍との結婚がほとんどを占める」など様々な情報がありますが、実態を確認する際には公的統計を基準にすることが重要です。

SECTION03

誰に関係するか

中国、台湾、香港、韓国、フィリピン、タイ、ベトナムなどの外国人との結婚を考える日本人、国際結婚相談所、行政・法律関係者、外国人支援事業者などに役立つ資料です。また、国際結婚後の出生や離婚について調べる場合にも基礎資料になります。ただし、統計上の国籍区分と個人の文化的背景、出生地、居住歴、言語などは一致するとは限らないため、数字から個々の結婚生活を類推することは適切ではありません。

SECTION04

実務での読み方

厚労省ページでは調査概要、結果概要、統計表、用語解説、図表データ等が公開されています。国際結婚の数字を見る場合には、「夫日本・妻外国」「妻日本・夫外国」のような区分、外国人の国籍区分、集計年、婚姻の届出地など統計表の定義を必ず確認してください。また、日本国内の届出に基づく統計と、海外でのみ成立して日本側へ未報告の婚姻などを単純に同一視することはできません。

SECTION05

国際結婚への影響

この報告自体が婚姻手続や配偶者ビザの要件を変更するものではありません。しかし、国際結婚を巡る社会的背景を正確に把握するうえでは重要です。相談所やニュースサイトが特定国籍の女性・男性について根拠のない一般化を行うのではなく、長期統計を確認したうえで制度、年齢構成、在留外国人数、国際交流の変化など複数の要因を考えるべきです。また、離婚統計が存在するからといって、特定の国籍間の婚姻の成否を個人レベルで予測できるものではありません。

SECTION06

注意点と最終確認先

今回の特殊報告が扱う最新年は2024年であり、「2026年現在の婚姻件数」そのものではありません。公表日が2026年8月7日であることと、統計対象年が2024年までであることを区別してください。最新年の婚姻・離婚件数を確認する場合には、その後公表される人口動態統計の概数・確定数も参照する必要があります。国際結婚NEWSでは、今後も厚労省およびe-Statの一次データを基準として統計記事を更新していくことが重要です。