桐生書房です。
海外における腎臓移植について考える会としてブログを書いております。
海外における腎臓移植というテーマにすると臓器売買に関することだと思われそうですが 腎不全の患者から見た時に臓器売買であるかどうか というよりも ドナーをどのようにして探し出すか というのが非常に重要な課題になります。
世界各国の腎臓移植をできる病院にいろいろと 問い合わせは してみたのですが全ての病院に問い合わせたわけではないのですが 多くは ドナーは自分自身で見つけてきてくださいような雰囲気が多いです。
ドナーがいればいつでも手術はできますよ というようなスタンスの病院が多いようです。
確かに 表向き ではそのように説明しなければ イスタンブール宣言などの問題があり ドナーを紹介できますよ などということ言うと 臓器売買を斡旋しているのではないかということを言われますのでそのようなことは 病院は言うことはないでしょう。
ただ海外のネットサイトなどを見ると 友人間での臓器の提供のようなマッチングサイトは存在しているためにそのようなサイトの情報の正しさなどはよくは分かりませんが 臓器に関しては 売買に関しては難しい ルールがあるようですが 友人間での臓器の提供 ということはインターネットを通じて行われているというのは 情報的には分かっています。
特に アメリカなどは友人間での臓器移植が認められているというところがあり そのようなマッチングサイトがあるのだといえます。
また米国の有名な 移植などを行っている病院に問い合わせてみると 登録をすればだいたい3年から4年で順番が回ってくるような話を言っています。
これは日本に比べると ずいぶん 早いというようなイメージです。
その他の国もういくつか 問い合わせてみましたがすぐにできるというところはなかったのですが 法律的には6ヶ月以上滞在 履歴があればできますよ というような説明をする ある国の病院もありましたが確実にドナーがいるのかどうかということは何も言ってくれませんでした。
外国人と自国民が例えば 移植を行うという場合には 最低 その外国人がその国に6ヶ月間滞在をして移民ビザ として登録をされていれば移植が可能となる という話を行う国もありました。
国によっていろいろ ルールが違うのかなという風に思うわけですが 外国人が海外で移植をする 特別ルールというのはどうも 移民 ルール というところを利用するようです。
ということで 究極を言えば その国に移民をするということで 移民としてその国の治療を受けるという方針で移植を受けるということなので外国人が移植を受けているというよりも 移民 しているのでその国で医療を受けたということになるという考え方になるのでしょう。
法律の抜け道といえば 法律の抜け道なのかもしれませんが どの国も腎臓移植をする順番を待っているわけですから 外国人に特別に腎臓を提供するということを言えないのでそうなれば 外国人が移植をしたいということで 海外治療をする場合には 移民をしてきてくださいということになるのでしょう。
そのような方法というのも国によっては存在すると言えます。